春の代名詞とも言える潮干狩り。
お子さまと一緒に毎年ゴールデンウィークに出かけているというご家族も多いのではないでしょうか?
わが家も小学生の2人のお兄ちゃんと3歳児の長女を連れて出かけようと計画中です!
潮干狩りは年齢制限はないレジャーのひとつですが、自分の名前をはっきり言えるようになる3歳児ころでデビューするご家庭が多いようです。
しかし、気になるのは服装について。
水着だけでは寒いだろうし、泳ぐわけではないので靴や靴下はどうしたらいいのか迷っているママさんもいらっしゃいますよね。
そこで今回は、実際にわが家が長男と次男が3歳だったころのことを思い出しながら、潮干狩りの際の3歳児に着せてよかった服装、靴下や靴について、ゴールデンウィークでも日によっては寒いため、用意してよかったものなどをご紹介します。
潮干狩り3歳児の服装のポイントは?
3歳児の潮干狩りの服装で注意する点は、紫外線対策と水濡れです。
春の紫外線量は真夏と同じくらいとも言われているため、まだ肌寒い季節でも紫外線対策は必須です。
また、3歳児にとって砂浜は大きな砂場で遊ぶようなものなので、汚れても構わない服装が重要です。
迷子対策も兼ねて目立ちやすい色や派手な柄などを身に着けてあげるといいでしょう。
ここでは、アイテムごとにどんな服装がいいのかをご紹介します。
帽子
麦わら帽子などの通気性が良いもので、つばが大きめ、首の後ろに日よけの布が付いているものがおすすめです。
意外と盲点なのですが、下を向いていることが多いので、首筋の日焼け対策が必須です。
もしお手持ちの帽子に日よけの布が付いていない場合は、ハンドタオルを帽子の後ろに軽く縫い付けてあげると首の日焼け防止になります。
3歳児は首にタオルを巻いてもすぐに取ってしまうため、帽子で日焼け対策をしてあげるといいでしょう。
風で飛んでしまわないよう、ひもが付いているものがおすすめです。
トップス
紫外線対策や寒さ対策のため、トップスは長袖のものを用意しましょう。
ウインドブレーカーやラッシュガードがあれば一番いいのですが、難しい場合はカッパや長袖Tシャツでも。
3歳児の場合は、砂場遊びで着るような防水のプレイウエアの上に上着を重ねて着せるスタイルもおすすめです。
砂が落としやすい素材は風を通しにくいので、海風が強い日の寒さ対策にもなります。
ボトムス
3歳児は濡れないように遊ぶことが難しいため、いっそ水着を着せておきましょう。
まだおむつが取れていないお子さまの場合は、普通のおむつだと水を吸って重くなってしまうため、水遊び用のおむつがあると安心です。
半ズボンを履かせる場合は、水陸両用のレギンスを履かせることをおすすめします。
動きやすいように、ジャストサイズのものを着せてあげるようにしましょう。
軍手
もしお子さまが嫌がらないようであれば、子ども用の軍手などを着用するといいでしょう。
クラゲなどの毒性のある生物が浜辺に打ちあがっていることもありますが、3歳児は興味本位で触ってしまう可能性があるため、けが防止のために用意しておくと安心して遊ばせることができます。
子ども用の軍手は、100円ショップでも購入できます。
園芸コーナーなどを覗いてみてくださいね。
潮干狩り3歳児の靴下や靴はどうする?
潮干狩りの服装の中でも重要なのが足元です。
特に3歳児などの小さなお子さまの場合は、素足で砂浜を歩きたがることも多いでしょう。
しかし、砂浜を素足で歩くことはおすすめできません。
また、海だからと安易にビーチサンダルで出かけることも避けたいものです。
割れたガラスや貝殻、持ち帰り忘れてしまった熊手などを踏んでしまい、けがをしてしまう可能性があるあからです。
くらげなどの毒性のある生物をうっかり踏みつけてしまうこともあるため、素足で砂浜を歩くことは大人も子どもも避けましょう。
ここでは、潮干狩りをする際の足元について意識しておくといいポイントをご紹介します。
潮干狩りにはマリンシューズか長靴がおすすめ
3歳児の潮干狩りには、マリンシューズや長靴などの濡れてもいい靴を履かせてあげるようにしましょう。
長靴は上から水が入ってきてしまい、流されてしまう可能性もあるため、できればマリンシューズがベストです。
どうしても用意できない場合は、古くなった靴や上履きなどで代用することもできます。
安全に楽しむために、お子さまが嫌がっても素足で歩きまわらないように注意して見てあげてくださいね。
潮干狩りには要らなくなった靴下があると便利
マリンシューズを履かせる場合は素足でもかまいませんが、長靴やサンダルで出かける際は、要らなくなった靴下を履かせてあげることをおすすめします。
マリンシューズは脱げにくく水が抜けやすい構造をしていますが、長靴やサンダルは水が入ると脱げやすいため、万が一脱げてしまった際に素足で砂浜を歩き回らないようにするためです。
また、靴下の中にインソールを入れて履かせてあげて、地下足袋のように使用するというアイデアも。
インソールがない場合は、靴下を重ねて履かせてあげてもいいでしょう。
見た目は不格好化もしれませんが、要らなくなった靴下であれば、砂だらけになってしまっても気兼ねなく捨てられます。
潮干狩りはゴールデンウィークでも寒い?
潮干狩りのシーズンは一般的には3月中旬から6月上旬ころのため、ゴールデンウィークに出かける方も多いでしょう。
近年、ゴールデンウィークは真夏のように暑い日もありますが、日によってはまだまだ寒い日もあります。
特に海は風が強く吹くこともあるため、気温が高くても体感温度が寒く感じられることも。
海だし、春だから、とうっかり軽装で出かけて風邪をひいてしまわないよう、寒さ対策についてご紹介します。
潮干狩り3歳児の服装で寒さ対策はどうする?
潮干狩りを楽しんでいる間は、基本的には上記でご紹介したウインドブレーカーやラッシュガードで問題ありません。
しかし、風の強い日や日差しがない日は薄手のものでは寒い日もありますので、冬用の上着を用意しておいた方がいい日もあります。
特に海から出てすぐは体温が下がっているため、すぐに温めてあげられるように、フリースパーカーや薄手のダウンなどを持参しておくと安心です。
また、体の中から温めることも効果的ですが、潮干狩りシーズンではまだ海の家が開いていないことがほとんどだと思います。
自動販売機も近くになかったり、ゴールデンウィークころには温かい飲み物はコーヒーだけ、なんてこともあったり……。
もし可能であれば、水筒に温かい飲み物を用意しておくといいですよ。
わが家は温かい麦茶とスープジャーを持参しましたが、家族に大好評でした!
着替えやバスタオルは必須!
3歳児はまだまだ集中力が持たないため、大人が思っているよりもすぐに飽きてしまいます。
貝をとることを楽しむというよりは、水遊びや泥遊びがメインですね。
濡れたままでいると風邪を引きやすくなってしまうため、少し休憩するときにも、体に巻いてあげられるバスタオルがあると安心です。
また、「もうおしまい」と着替えたのにも関わらず、また遊びだしてびしょ濡れになってしまうことも考えられますので、着替えは多めに持っていくといいでしょう。
まとめ
潮干狩りに3歳児と出かける際の服装についてご紹介しました。
けがのないように安全に楽しむためには、素足やビーチサンダルではなく、靴下や靴にも配慮が必要です。
また、ゴールデンウィークでもその日の気温や海の風によって寒いと感じる日もあるため、紫外線対策をしながら寒さ対策も併せて行うようにすることをおすすめします。
3歳児は潮干狩りと言っても大きな砂場で遊ぶようなものなので、汚れてもいい服、迷子にならないように目立ちやすい服装を意識してみてくださいね。
長靴が脱げてしまっても素足にならないように、靴下は履かせてあげることも忘れずに。
服が濡れてしまうと寒いと感じやすいため、着替えは多めに用意しておくといいでしょう。
ぜひ今年のゴールデンウィークは、ご家族で潮干狩りを楽しんでみてくださいね!
ここまでご覧いただきありがとうございました!