NSDキッズプログラム怪しい?評判は?中学生は使える?

ウインタースポーツの代表ともいえるスキー・スノーボードですが、「学生のころは行っていたけれど、子どもが生まれてからは行けていない」という方も多いですよね。

はるちん
実際に私も子どもが生まれてからは数年ご無沙汰でしたが、長男が小学生になったときに久しぶりに行きました!

スキーやスノーボードは楽しいけれど、リフト代やレンタル代など、出費がかさんでしまうのが難点……。

そんな方におすすめしたいのが、NSDキッズプログラム!

なんとこちらのプログラムに参加すると、小学生以下に限り複数のスキー場のリフト乗り場で使えるシーズンパスを1800円で申し込むことができるのです!

はるちん
私も初めて応募するときは「安すぎて怪しい……詐欺だったらどうしよう……」と思いました(笑)
わんきち
当時は評判や口コミがあまり見当たらないのも不安要素のひとつでしたね……

小学生以下が対象となっていますが、うちの長男はそろそろ中学生になってしまうので、中学生でも使えるのかも気になるところです。

そこで今回は、NSDキッズプログラムは怪しいかどうか、実際にわが家が利用してみた感想や周囲の評判、中学生は使えるのかについて調査してまいりました!

今シーズンはお子さまと一緒にスキー場に行きたいという方の参考になりましたら幸いです!

 

NSDキッズプログラムは怪しい?

NSDキッズプログラム怪しい?評判は?中学生は使える?ブログ記事に挿入するスキーを楽しむ子供の画像

NSDキッズプログラムとは、日本スキー場開発株式会社が主催している4歳から12歳までの小学生以下を対象とした会員制のプログラムです。

こちらのプログラムに申し込むことで、複数のスキー場のリフトで利用できるシーズンパスを格安価格で購入できたり、ウエアやスキー板などのギアをレンタルできたり、元日本代表選手と一緒にスキーを楽しめるイベントに参加できるなどの特典を利用することができます。

「こどもと雪の、未来のために。」をコンセプトに、楽しい思い出をたくさん作り、雪が好きになり、みんなで笑顔になるということを目的としたプログラムです。

使えるスキー場に制限はありますが、子どものシーズンパス1800円という圧倒的な低価格で、気軽にスキー場に行ける環境を提供していただけるのは大変ありがたいですよね!

ここでは、NSDキッズプログラムが怪しくない理由と、怪しいと言われている理由について解説してまいります。

 

NSDキッズプログラムが怪しくない理由

先ほどご紹介したとおり、NSDキッズプログラムは日本スキー場開発株式会社が公式で提供しているプログラムのため、怪しくありません。

はるちん
当日スキー場で追加料金などもなく、安心して使うことができます!

ちなみに、日本スキー場開発株式会社(NSD)とは、2005年に設立した長野県に本社を構えている企業です。

川場スキー場やつがいけマウンテンリゾート、白馬八方尾根スキー場など複数のスキー場を運営しています。

わんきち
自社で運営しているスキー場や、提携しているスキー場で使えるシーズンパスを発行しているから低価格で提供できるんですね!

私も初めて申し込むときは本当に大丈夫なのか不安でしたが、怪しくないプログラムなので、今年こそは子どもとスキー場に行きたいという方は安心して利用を検討してみてくださいね。

 

NSDキッズプログラムが怪しいと言われている理由

スキー場を運営している企業が公式で行っているプログラムですが、なぜ怪しいと言われているのでしょうか。

私個人の感想や調査の結果、主に以下の3つが当てはまるのではないかと予想します。

  • 安すぎる
  • 知名度が低い
  • 申し込みフォームが海外サイトっぽい

ひとつずつ解説します。

 

安すぎる

NSDキッズプログラムが怪しいと言われている理由の一つとして、料金が安すぎることが挙げられます。

たとえば、群馬県にある川場スキー場の小学生の24/25シーズンのリフト券は、1日券で平日4300円、土日祝日は4500円となっています。

3歳以上の未就学児でも1日券は2500円となっており、1回行くだけで元が取れてしまう価格設定なのです……!

はるちん
安すぎて意味がわからなくないですか?
わんきち
最初は安すぎて「詐欺なのでは?」と思いました

全国的な相場で見ても、小学生のリフト券は1日券で2000円から4000円程度となっています。

普段行くスキー場や行ってみたいスキー場がNSDキッズプログラムの対象施設であれば、お得に利用できるでしょう。

 

知名度が低い

NSDキッズプログラムが怪しいと言われている理由二つ目は、残念ながら知名度が低いことも挙げられます。

私はSNSでこのプログラムを知ったのですが、正直はじめは「紹介制度で安く申し込めるだけではないか」と疑っていました。

当時は検索しても公式サイトしか出てこず、実際に利用した方の口コミが少なかったので「怪しい」と感じている方は私以外にも多いのではないでしょうか……。

SNSで投稿されている方は紹介コードを載せていましたが、こちらは大人の1日券が抽選で当たるキャンペーンに参加するためのコードです。

あくまでもプログラムへの申し込みには紹介コードは必須ではありませんのでご安心ください。

わんきち
大人1日券は本当にほしい!
はるちん
家族で雪まみれの思い出を作りましょう!

 

申し込みフォームが海外サイトっぽい

個人的に一番こちらが怪しいと感じたのですが、申し込みフォームや返信されたメールが海外サイトっぽいんですよね……。

はるちん
はじめて申し込んだ年は「本当にこれで申し込めたのか……?」とめちゃくちゃ不安でした

具体的には、見出しの部分が斜体になっていたり、クレジットカードの認証に苦戦したり、返信されたメールに添付されているQRコードの画像が圧縮されていたりと、運営者様には大変申し訳ないのですが、怪しさのオンパレード……(笑)

実際は、きちんと申し込みもできましたし、追加料金などもまったくなかったので、本当に安心して利用できました!

 

NSDキッズプログラムの評判は?

NSDキッズプログラム怪しい?評判は?中学生は使える?ブログ記事に挿入するスキー場のリフトの画像

ここまでNSDキッズプログラムが怪しくない理由と怪しいと言われている理由についてご紹介してきました。

今シーズンから申し込みしようか悩んでいる方にとっては、実際に利用してみた感想や評判が気になりますよね。

ここでは、私が実際に利用してみた感想と、周囲の評判についてまとめてご紹介してまいります。

 

コスパがいい

まず第一に、コスパの良さが最強です。

前述したとおり、NSDキッズプログラム対象施設のスキー場に行く予定がある方は、シーズン中に1回でも行けば元が取れる可能性があります。

何度か行くことが確定している方は、同時にウエアやスキー、スノーボードのシーズンレンタルも申し込むことができるので、スキー場に行くハードルが大きく下がりますよ!

はるちん
NSDキッズプログラムの公式サイトによると、3から5日ほど利用したという方が多かったので、都度リフト券を購入するよりは圧倒的にお得ですよね!

 

普段できない経験ができる

普段あまり雪が降らない地域にお住いのお子さまにとって、一面の雪景色に行くだけでも特別な思い出になることでしょう。

また、NSDキッズプログラムに参加すると、会員限定イベントに参加することができます。

イベントの内容はシーズンによってさまざまですが、元日本代表選手と一緒にスキーを滑ったり、キッズキャンプに参加できたりなど、普段なかなかできない経験をたくさん楽しむことができますよ。

会員限定の大会も開催されるので、プログラムを利用してじょうずに滑れるようになったお子さまは大会出場に挑戦してみてもいいかもしれませんね!

 

利用できるスキー場に制限がある

唯一のデメリットでもあるのが、こちらの利用できるスキー場に制限があることです。

2025-2026年シーズン現在、日本国内のスキー場は全国で479か所あるとされていますが、その中でもNSDキッズプログラムのシーズンパスが利用できるのは、以下の14施設となっています。

都道府県名 スキー場の名称
長野県 白馬岩岳スノーフィールド
つがいけマウンテンリゾート
菅平高原スノーリゾート
竜王スキーパーク
八方尾根スキー場
鹿島槍スキー場ファミリーパーク
群馬県 川場スキー場
丸沼高原スキー場
オグナほたかスキー場
宮城県 みやぎ蔵王えぼしリゾート
新潟県 石打丸山スキー場
岐阜県 めいほうスキー場
福井県 福井和泉スキー場
滋賀県 びわ湖バレイスキー場

対象外のスキー場ではシーズンパスは利用できませんが、対象となるスキー場に行く予定がある方にとってはとってもお得なプログラムです。

はるちん
プログラム対象外のスキー場の中には小学生以下のリフト券は無料のところもあるので、必ずしもコスパがいいとも言えない可能性があります……
わんきち
でも、これだけ対象施設があれば雪のコンディションに合わせて行きたいスキー場が選べるので、それぞれの施設限定のシーズンパスを購入するよりコスパはいいです!

 

NSDキッズプログラムは中学生は使える?

NSDキッズプログラム怪しい?評判は?中学生は使える?ブログ記事に挿入するスキーを楽しむ人々の後ろ姿の画像

NSDキッズプログラムの対象年齢は小学生以下のため、残念ながら中学生は対象外となり、使えません。

しかし、例年条件を満たすことで購入できる中学生共通シーズン券が販売されています。

2025年から2026年シーズンは、12スキー場で利用できる共通シーズン券が3000枚限定で販売中です。

販売価格は、昨年と同じ価格の15000円!

購入条件は、以下のいずれかに該当するお子さまがいる方のみとなっています。

  • 過去にNSDキッズプログラムを利用したことがある
  • 25-26シーズンにNSDキッズプログラムに申し込んだお子さまの兄姉
  • 過去にこちらの中学生シーズン券を申し込んだことがある

販売期間は2025年8月4日から2026年3月31日までとなっていますが、限定販売のため、予定枚数に達し次第販売終了となります。

はるちん
迷っている方はお早めに!t

2025年9月現在、利用できるスキー場は以下の12施設のみとなります。

都道府県 スキー場名
宮城県 みやぎ蔵王えぼしリゾート
群馬県 川場スキー場
オグナほたかスキー場
丸沼高原スキー場
長野県 つがいけマウンテンリゾート
白馬岩岳スノーフィルド
白馬八方尾根スキー場
鹿島槍スキー場ファミリーパーク
竜王スキーパーク
菅平高原スノーリゾート
岐阜県 めいほうスキー場
福井県 福井和泉スキー場

NSDキッズプログラムで利用できるスキー場とは一部ことなりますので、ご家族で出かける際はご注意ください。

詳しくはこちらの公式ニュースを確認してみてくださいね。

 

まとめ

NSDキッズプログラム怪しい?評判は?中学生は使える?ブログ記事に挿入するスキー場のリフト乗り場の画像

NSDキッズプログラム怪しい?評判は?中学生は使える?と題して、口コミや体験談を交えてご紹介してまいりました。

NSDキッズプログラムは、長野県に本社がある日本スキー場開発株式会社が公式で運営しているプログラムのため、怪しいプログラムではありません。

評判はおおむね好評なものが多く、公式サイトでは満足度88%と発表されています。

実際に私も利用したことがあるのですが、対象となる施設に行かれる予定がある方にとってはコスパがよく、ギアなどのシーズンレンタルも利用できるため、家族でスキー場に行くきっかけになるプログラムとして安心して利用できました。

中学生は使えるのかという点についてですが、本プログラムは4歳から12歳以下の小学生以下が対象となるプログラムのため、残念ながら中学生は利用できません。

しかし、条件を満たせば中学生でも利用できるお得なシーズンパスを購入することができるため、ぜひ詳細を確認してみてくださいね。

本記事が今シーズンお子さまと一緒にウインタースポーツをお得に楽しみたいという方の参考になりましたら幸いです。