【本記事はこんな方におすすめ】
なるべくお金をかけずに遊びたい
小さなお子さまの遊園地デビューを考えている
栃木県で子どもと遊べる場所を探している
千手山公園について知りたい
毎日3人の子どもに振り回されています、はるちんです。
子どもを遊園地で遊ばせてあげたいと思っても、なかなかお財布との相談がうまくいかないときってありますよね。
そんなときにおすすめのスポットが、栃木県鹿沼市にある千手山公園(せんじゅさんこうえん)です!
なんとこちらは入園料無料、かつ、乗り物が大人も子どもも1回50円で楽しめる公園なんです……!
遊具の数はあまりありませんが、幼児の遊園地デビューに最適で、観光やお出かけの際に少し立ち寄る程度でもお子さまを十分に遊ばせることができますよ。
今回は、ワンコインでもたっぷり楽しめる、千手山公園で実際に遊んだ体験談を中心に、千手山公園はどんなところなのかをご紹介します。
栃木の格安遊園地で遊んだ体験談!
国道121号線から少し入ったところにある千手山公園。
駐車場、入園料ともに無料です。
車を降りたら、まずはピンクの建物を目指してください。
公園の管理事務所でもあり、売店でもあります。
入り口を入ってすぐに券売機があるため、ここで乗り物券を購入しましょう。
大人も子どもも1回50円、払い戻しはできませんので注意してくださいね。
乗り物券が必要な遊具は3つなので、全制覇しても1人150円!
乗り物券はここでしか購入できませんが、遊具からはそこまで離れていないため、足りなくなったら戻ってくれば大丈夫です。
乗り物券は3歳以上からなので、わが家の2歳児は無料です……ありがたや……。
上下に操縦しよう!ジェットスター
まずわが家が訪れたのは、ヘリコプター型の遊具「ジェットスター」。
ヘリコプターがくるくる回り、レバーを操作して上下に操縦することができます。
5歳以下のお子さまには保護者の付き添いが必要なため、わが家は長女と私と次男、小学生の長男はひとりで搭乗しました。
運転してくれる係員さんはほかの遊具の運転に行っていることもあるため、もし不在の場合は少し待ってみてくださいね。
踏切もトンネルも!おとぎ電車
次は「ジェットスター」の近くにある、弁慶と名付けられた「おとぎ電車」へ。
レトロで可愛らしい見た目に反してなかなか渋いネーミングです。
公園内をぐるりと周りますが、景色が良い場所やトンネル、踏切など、電車が好きなお子さまが満足する要素がすべて揃っていますよ!
鹿沼市を一望できる観覧車
観覧車そのものは大規模ではありませんが、階段をのぼった先にあるため、中からの景色は最高です!
園内を見下ろすことができるため、さくらやつつじのシーズンはまさに絶景!
夏は少し暑いですが、ゴンドラ内にうちわがありますので、あおぎながら景色を楽しんでみてください。
1回30円!コスパ最強の自動木馬
乗り物券を使用する乗り物は3つですが、自動木馬もあります。
こちらは現金を使用しますので、10円玉をたくさんお持ちになると安心です。
「おとぎ電車」の乗り場近くにあるので、わが家はお兄ちゃんが2人で2回目の「おとぎ電車」を楽しんでいる間に長女と遊ばせていただきました。
道の駅などにもこういった自動木馬はありますが、1回100円程度はするので、30円で利用できるのは本当に助かります……!
自動木馬のすぐ目の間にはすべり台もあります。
イスとテーブルもあるので、おやつを食べたりして休憩もできますよ。
売店でアイスやお菓子を購入できるので、遊び疲れたら利用してみてくださいね。
栃木の格安遊園地!千手山公園ってどんなところ?
千手山公園とは、栃木県鹿沼市の市街地にある、高台を利用した公園です。
高台にあるため、鹿沼の街並みを見渡すことができ、お散歩コースとして利用している方もいるそうです。
春には桜やつつじなどのお花見や、初夏には新緑、ひまわりなど、季節の移ろいを感じながらお子さまと楽しく遊ぶことができます。
観覧車やおとぎ電車、ジェットスターなどの遊具のほか、自動木馬もあります。
遠足の目的地とされることもあり、地域の子どもから観光のついでに立ち寄る場所として人気の公園です。
桜やつつじを楽しめるお花見の名所!
毎年春になると、千手山公園さくら祭り、千手山公園つつじ祭りが開催されています。
さくらは約300本、つつじは約1000本も植えられており、お花見スポットとしても楽しめる公園です。
さくらやつつじが見ごろを迎える4月上旬から5月上旬にかけて、ピンクのじゅうたんのような素晴らしい景色が広がります。
春休みは桜を、ゴールデンウィークころにはつつじを楽しむことができますよ!
園内の花壇にはいつも綺麗なお花が植えられており、春以外の季節もさまざまなお花を楽しむことができます。
夏にはひまわりが咲いていました。
映画「恋空」のロケ地としても有名
千手山公園は、新垣結衣さんと三浦春馬さんが主演した、映画「恋空」のロケ地としても有名です。
「恋空」はケータイ小説から始まり、漫画・映画・ドラマ化された人気コンテンツ。
映画の原作になっているケータイ小説「恋空~切ナイ恋物語~」は書籍化もされており、上下巻を合わせて160万部以上の大ヒットを記録しました。
筆者である美嘉さんの実体験をもとにした当時のリアルを詰め込んだ切ない恋物語は、日本中の女子高生を中心にたくさんの涙を呼びました(アラサーの私もそのひとり)。
千手山公園は、観覧車が写っているシーンで使用されました。
売店にはキャスト陣のサインが飾られており、三浦春馬さんの追悼をしに訪れるファンの方も大勢いらっしゃいます。
鹿沼さつき祭り花火大会の穴場スポットでもある
千手山公園は、例年5月に開催される鹿沼市さつき祭り花火大会の穴場スポットでもあります。
2024年の開催予定はまだ確実ではありませんが、例年5月の最終土曜日に開催されるため、2024年5月25日(土)ごろではないかと予想されています。
通常、遊具の運行時間は16時までですが、花火大会の日は特別夜間運航している年もあるため、観覧車の中から花火を楽しむこともできますよ。
私は数年前に子どもたちと訪れましたが、公園そのものが小高い丘の上にあるため、観覧車を降りても花火がばっちり楽しめました!
駐車場が無料で利用できるのも嬉しいポイントです。
千手山公園の詳細
千手山公園の営業時間は10:00~16:00 (遊具運転時間)となっていますが、12月から2月のあいだは10:00~15:30となっているため、寒い時期にお出かけになる際はご注意ください。
定休日は祝日以外の月曜日、祝日の翌日、年末年始となっています。
混雑を避けて平日に訪れる方は、祝日の翌日がお休みになるので要注意です!
入園料、駐車場ともに無料ですので、お花見などの散策だけなら無料で楽しむことができます。
アクセスは電車の場合、東武日光線「新鹿沼駅」からは徒歩30分、JR日光線「鹿沼駅」からは徒歩25分となっていますが、坂が急なのでタクシーの利用をおすすめします。
バスを利用する場合は「天神町」にて下車し、徒歩10分ほどです。
自家用車の場合は東北自動車道「鹿沼インター」から約20分です。
まとめ
小規模ではありますが、未就学のお子さまはじゅうぶん楽しめる千手山公園。
利用したい分だけ乗り物券を購入すればいいので、お子さまの遊園地デビューにもピッタリです。
また、桜やつつじなどのお花見の名所や映画のロケ地、花火体大会の穴場スポットとしても人気の千手山公園は、大人がのんびり散策する公園としても人気です。
宇都宮市などにお出かけの際に、少し寄り道をしてみてはいかがでしょうか?
季節の移ろいを楽しみながら、のんびり過ごすのもおすすめの千手山公園にぜひ訪れてみてくださいね!