2023年にデビュー25周年を迎えた椎名林檎さんの待望の新曲、「人間として」が発売されました!
2022年4月に第一子を出産した石原さとみさん主演の2024年春ドラマ「Destiny(ディスティニー)」のために書き下ろされた楽曲ということもあり、ドラマの注目度も相まってネット上でも大変話題になっています。
椎名林檎さんの楽曲の歌詞はいつも難解なので、ひとそれぞれの解釈や考察を拝見するのも楽しみ方のひとつ。
ましてや今回主題歌で採用されたDisteny(ディスティニー)では、石原さとみさんが検事を演じるサスペンス・ラブストーリーとのことで、歌詞にドラマの最終回への伏線が含まれている可能性もあります。
そこで今回は、Disteny(ディスティニー)主題歌である椎名林檎さんの「人間として」の歌詞の意味について、個人的な考察とネット上の声をご紹介いたします!
椎名林檎の人間として歌詞の意味は?
ドラマ初放送の日程に合わせた4月9日22:00から、「人間として」の歌詞が椎名林檎さんのオフィシャルサイトにて公開されました。
ちなみに、楽曲のリリースは2024年4月17日(水)から開始されています。
カップリングの新曲「紅海月の夜」とあわせてリリースされました!
私はカップリング曲はまだ聞けていないため、とても楽しみです!
椎名林檎の人間としてについて本人のコメント
ドラマDestiny(ディスティニー)へ向けて、椎名林檎さんご本人から楽曲についてコメントが寄せられていました。
椎名林檎さんコメント
⇩⇩⇩ pic.twitter.com/MHn33eGRgM— 「Destiny」火曜よる9時【テレビ朝日公式】 (@Destiny_tvasahi) March 12, 2024
今回のドラマでは、主演である石原さとみさんは検事役を演じます。
椎名林檎さんにとっては、ご本人も語っているように法務もの、税務ものを得意とされているため、オファーがかかったのだと推測されます。
しかし、ドラマ制作陣からの注文の意図に沿っていないことを自覚しながらも、本能を貫いた楽曲を提供するあたり、さすが椎名林檎さんです……!
今後展開を追うごとに「これか!」と感じる部分がある気がしますね!
今後どこかで椎名林檎さんご本人がインタビューなどで歌詞についてコメントがありましたら、随時追記していきますね!
椎名林檎の人間としての歌詞に登場する正義とは
石原さとみさん演じる西村奏は、人間界だからこそ誕生した概念である、正義を司る役どころです。
今回の「人間として」の歌詞は「正義」について語りかけており、ラストでは「正義を生み出したのは人間としての業である」とつづられています。
2021年にリリースされた東京事変の楽曲「緑酒」では、人間が自由に生活する姿を応援するような歌詞を歌い上げていた椎名林檎さん。
今回の楽曲は、人間としての正しさと、人間の本能や弱さの狭間で揺れる矛盾のようなものを感じます。
また、楽曲のベースが愛について語られていると感じたため、世間や常識では認められない恋についてなどのダブルの意味があるんじゃないかな、と個人的に感じました。
ドラマDisteny(ディスティニー)主題歌について考察
椎名林檎さんの「人間として」は、2024年4月9日(火)から放送されている春の新ドラマ「Destiny(ディスティニー)」の主題歌に書き下ろされました。
テーマは、サスペンス・ラブストーリー。
石原さとみさんが出産後初となる連続ドラマ出演作品となり、初めて検事という難しい役どころを演じます。
脚本は完全オリジナルストーリーだそうですが、きっと脚本をもとに歌詞を考えたのでは?と推測できます。
そんな「人間として」ですが、今までリリースした楽曲の中でも「トップレベルで理解することが難しい」とネット上で話題になっています。
ここでは、個人的な見解ではありますが、歌詞の意味について考察と、ネット上ではどんなことが言われているのかをご紹介します。
ドラマDisteny(ディスティニー)の主題歌は最終回への伏線を含んでいるのでは?
今回のドラマに合わせて書き下ろした楽曲ということで、歌詞にドラマの最終回への伏線があってもおかしくない気がします。
本当はダメだとわかっていながらも、ぬぐいきれない「人間としての弱さ」との葛藤や矛盾がテーマになっていると個人的に予想しています!
既にドラマの第一話において、好きなひとや付き合うなら究極の覚悟を持つという伏線が回収されているため(急展開過ぎてビビりました)、今後はキーとなる12年前の事件の真相を追いながら、愛や正義との葛藤に揺れる姿が描かれていくのでしょう。
ドラマDisteny(ディスティニー)主題歌についてネット上の声
4月9日に歌詞が公開されると、ネット上ではさまざまな感想や考察がつぶやかれていました!
行きすぎた正義に物申すだけでなく、それを生み出したのもまた人間としての業、そして最後まで愛し合うか啀み合うかの二元論ではなく尊重し合ってしまえるかも、という可能性を捨てない。一抹のユーモアに乗せて。時代を射抜いた上で、めちゃくちゃ勇気ある歌詞だよ。椎名林檎って天才なんじゃないか?
— 入江として (@irienisotte) April 9, 2024
今回のドラマでは、検事と被疑者かもしれない2人についてだと思われますが、日常生活においても、世論や常識では認められない恋に悩んでいる方には刺さったのではないでしょうか。
「人間として」の歌詞、緑酒で自由に呼びかけていたと思ったら、次は正義に呼びかけており、脳内では林檎さんがこういった美徳の擬人像たち(ミュシャ的な作画)と問答しながら戯れる美しい叙事詩的な光景が繰り広げられております(??????????
— アオミト (@AoMitooo) April 9, 2024
精霊や女神といったイメージでしょうか?
曲調がミュージカルのようなので、ぜひミュージカルで再現してほしい絵面です(笑)
人間としての歌詞、むずい。
— たまきちしおん⑯ (@shion0803_rng) April 10, 2024
「むずい」のひとことにすべてが詰まっています。
一見するとそのまま解釈しても良さそうなんですが、実はもっと深い意味があったり、裏があるのでは?など、いろいろと考察がはかどりますね。
人間として 歌詞見てきた。
これって、真樹の言葉、心の中なんじゃないか
と思うくらいの没入感 pic.twitter.com/c4VCPl1BiX— *あてな* (@athena0223) April 9, 2024
私が考察していた奏の心の中ではなく、正樹の心の中なんじゃないかという声も!
現在は真相はわかりませんが、いつかどこかで語られるのが楽しみですね!
まとめ
椎名林檎さんの新曲「人間として」の歌詞の意味について、主題歌になっているドラマDisteny(ディスティニー)の展開と併せて考察してみました!
人間としての正義や弱さとの葛藤を、愛をベースにして椎名林檎さんらしい言い回しでつづられていた「人間として」の歌詞。
椎名林檎さんの「人間として」はドラマDisteny(ディスティニー)主題歌ように書き下ろした楽曲のため、今後のドラマの展開と歌詞の意味がリンクする点を探すのが楽しみです!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!