こんにちは、はるちんです。
プラネタリウムや博物館が大好きなわが家。
しかし、わが家には小学生と年長、2歳の3人の子どもがいるので、気になるのが入館料。
「いろんなところに行って、いろんな経験をさせてあげたい」と思うのですが、お財布と相談しながらお得に行けるスポットを探す日々です。
そんなわが家がとくによく訪れるおすすめスポットは、栃木県宇都宮市にある栃木県子ども総合科学館!
お得に楽しむ方法や、実際に訪れた日の写真もあわせてご紹介します。
※屋内施設は現在改修工事中のため利用できません(屋外施設は利用可)。
令和7年9月にリニューアルオープンするそうです!楽しみに待ちましょう!
当ブログでは、2023年夏に訪れた改修前の様子をご紹介しています。
栃木県子ども総合科学館ってどんなところ?
宇宙から生命などの生命の誕生から、エネルギーやロボットといった近未来の科学まで幅広く、館内だけでも一日では遊び足りないくらい広い施設!
屋外施設も充実しており、大型の複合遊具や、小さいお子さん向けの滑り台や砂場もあります。
ミニ機関車に乗れる乗り物広場も大人気です。
あまりにも盛りだくさんなので、いくつかに分けてご紹介します。
科学館館内【展示場】
- 宇宙の科学
- 地球の科学
- 生命の科学
- 情報の科学
- エネルギーの科学
- 乗り物とロボットの科学
- (2階)身近な化学
- (2階)遊びの世界
展示ゾーンはそれぞれ子ども心をくすぐるような設計になっており、とにかく子どもの興味をそそる展示が盛りだくさん!
よくある展示に説明が書いてあるような科学館ではなく、それぞれの学びにあった体験ができるように設計されています。
まさに遊びをとおして学ぶ科学館。
大人も夢中になって遊べますよ。
雨の日も猛暑日でも安心して遊べるので、自由研究のネタを探しに夏休みに訪れるのもおすすめです(興味があるものが多すぎて選べないかも……!?)。
2階ではサイエンスショーも開催されており、目の前で繰り広げられる科学ショーに子どもも大人も大興奮!
私たちが訪れた日は、酸性とアルカリ性の違いや、液体窒素を使用したショーが開催されていました。
遊びの広場では、小さいお子さんも安心して遊べるようになっており、日によってはワークショップや折り紙などの工作もしているようです。
大きいお子さまには、シミュレーション体験も人気です。
入り口の案内カウンターの方に「〇〇のシミュレーションがしたい」と声をかけると、搭乗券がもらえます。
先着順なので、入館したらすぐに受付するのがおすすめです。
科学館館内【その他の施設】
- プラネタリウム
- 天文台
- 企画展
プラネタリウムは入館料とは別料金になっており、大人220円、子ども110円(3歳以下無料)かかります。
お時間に余裕があれば、ぜひ訪れてみてください。
屋外【乗り物広場】
変形自転車の貸し出しや、ミニ機関車に乗って乗り物広場を一周できる広場。
変形自転車は1人1時間大人220円、子ども110円(3歳以下は無料)となっていますが、時間内の乗り換えはできません。
どれにしようか迷ってしまいますね!
ミニ機関車は別料金となっており、大人220円、子ども110円(3歳以下は無料)で乗り物広場を一周(約6分)できます。
電車や機関車が好きな小さなお子さんはもちろん、大人も楽しめますよ。
屋外【その他の広場】
- 冒険広場
- 遊びの広場
- 催し広場
- 風の広場
冒険広場には、大きいお子さんも大満足の大型の複合遊具があります。
小高い丘に沿ってふもとから頂上まで網で登ってみたり、大迫力の滑り台で楽しんだりと、楽しみ方はさまざま!
付き添う大人もいい運動になりますので、動きやすい服装がおすすめです。
「あそびの広場」には小さいお子さん向けの滑り台や砂場があります。
冒険広場とは丘の表と裏で分かれており、大きいお友だちとぶつかる心配も少なく、安心して遊ばせられるのが嬉しいですよね。
催し広場には持ち込んだお弁当などを食べられるパラソルや、屋外展示の大きなロケットなどがあります。
広い芝の広場になっているので、ここでも十分遊べますよ。
最後に、風の広場。
自然探索ができる広場になっています。虫はもちろん、水辺では小魚、ザリガニなどもいるそう!
綺麗な小川では水遊びも楽しめます。
屋外シャワーも完備されているので、砂や汚れを落とせるのも嬉しいですよね。
栃木県子ども総合科学館の詳細
栃木県子ども総合科学館は現在、屋外施設のみ利用できます。
営業時間は9:30~16:30、乗り物広場の営業時間は9:30~16:00まで(変わり種自転車の受付は15:40まで、ミニ機関車の受付は15:50まで)です。
変わり種自転車の料金は大人220円、子ども(中学生まで)110円。
ミニ機関車の料金は大人220円、子ども(中学生まで)110円。
※3歳以下は無料
※毎月第3日曜日「家庭の日」は子ども料金無料!
休館日につきましては、公式サイトのカレンダーをご確認ください。
公共交通機をご利用の場合は、東武宇都宮線西川田駅より徒歩20分(約1.5㎞)、もしくはJR宇都宮線雀宮駅よりタクシー利用12分(約5.6㎞)となっているため、お子さまを連れて歩くのが大変な場合はタクシーを利用することをおすすめします。
自家用車で訪れる方は、北関東自動車道「壬生IC」より約6㎞、または東北自動車道「鹿沼IC」より約9㎞です。
駐車場料金は無料なので、可能であれば自家用車で訪れるのが一番いいかもしれません!
※お出かけの際は公式サイトも併せてご確認いただくことをおすすめします。
栃木県子ども総合科学館の見どころを紹介
7月の猛暑日に栃木県子ども総合科学館へ遊びに行った体験談をご紹介します。
この日は本当に暑くて外の遊具では遊べなかったので、科学館の展示を中心に遊んできました!
栃木県子ども総合科学館は、国道121号線を走っている車内からもよく目立つロケットが目印です。
広大な無料駐車場は、乗用車724台分!車が停められなくて困ったことは今までありません。
近隣のバス停から徒歩20分と、バスや電車でのアクセスは少し不便な場所にあるので、自家用車がない方はタクシーやレンタカーの利用をおすすめします。
科学館へGO!
駐車場からすぐ近くにある大きな建物がメインの科学館です。
県内外の学校行事でもよく訪れる場所なので、入り口の前に記念撮影用のボードがあります。
入場券は券売機で購入します。
プラネタリウムのチケットも時間制で販売しているので、見たいプログラムがあればこのタイミングで購入しておくと良さそうです。
あとで見たくなっても席が空いていれば購入できますよ!
入館料は、大人550円、子ども220円(3歳以下無料)です。
入場券を購入したら、横にある案内カウンターで受付してもらいましょう。
シュミレーション体験を希望している方はこのときに受付しておくとスムーズですよ。
入場して左手、宇宙の科学ゾーンから地球の科学ゾーンへ!
決まった順路はとくになさそうですが、宇宙から地球、生命の誕生と、順を追って進んでいく造りになっています。
宇宙の科学ゾーンは奥まで広がっており、2階には宇宙船に乗ってクイズに答えるという大人もわくわくする体験型の学習ゾーンも!
わが家の長男の一番のお気に入りは、地震を体感できるシミュレーターです(予約不要)。
他にも、深海の水圧を体感できるものや気圧によって変わる風の強さを体感できるものなど、とにかく”目で見て、全身で体感する”学びスポットが盛りだくさん!
展示のすべてに遊び要素があるので、初めて訪れたときはこのゾーンだけでも1時間ほど滞在していました。
生命の科学ゾーンでからだについて学ぶ
生命の誕生から人間のからだの仕組みなどを学べるゾーンです。
頭上には血管をモチーフにしたライトがあり、血管が繋がった先でさまざまな臓器について学べます。
クイズや人体模型のパズル、運動能力測定などもできるゾーンなのですが、わが家のお気に入りはサウンドもぐらたたき。
上下左右に設置されたスピーカーからランダムに音が出るので、音がしたスピーカーのスイッチをどれだけ押せるか、という展示です。
わが家は兄弟で左右を分担して参戦!一緒に訪れたご家族や友人と記録を競って遊ぶと盛り上がります。
2進数やプログラミング要素が学べる情報の科学ゾーン
生命の科学ゾーンを抜けると、情報の科学ゾーンに繋がっています。
コンピューターの計算方法である2進数について、もぐらたたきのようなゲームで体感しながら学べたり、排水管をプログラムして水を出すというゲームのような展示も!
最初に訪れたときは説明を読んでいなかったので、「大きいキーボードがある!面白そう!」と思って乗ってみたら、しっかり体重が表示されて少し焦りました(笑)
他にも、オリジナルキャラクターの情報を登録して壁のスクリーンに映し出すコーナーや、VR体験ができるコーナーもあります。
文字がまだじょうずに読めなくても、イラストを選んでいけば登録ができるようになっています。
壁のスクリーンに自分のキャラクターが表示されると、子どもたちは大喜び!
泳いだり飛んだり、自分の登録したキャラクターがスクリーンの中で遊んでいるのを眺めて楽しめます。
大人気スポット!エネルギーの科学、乗り物とロボットの科学ゾーン
わが家の子供たちも大好きなゾーンです。
エネルギーの科学ゾーンでは、おもりを持ち上げるエネルギーを貯めて、動力にして車を動かしたり、ソーラーパネルがついた車に光を当ててゴールを目指したり、エコ運転を目的とした運転シミュレーター(予約不要)などもあり学びながら楽しめるゲームセンターのようになっています!
奥に進むと、演奏ロボットと楽器の演奏を楽しめるロボットの科学ゾーンに。
水ロケットの発射体験や、気球が飛ぶ原理を学びながら実際に小さな気球を飛ばす実験などを体験できます。
なかでも特におすすめなのが、ヘリコプターシミュレーションと、飛行機シミュレーションです。
身長制限があるので大きなお子さんがメインになりますが、それもそのはず。
本物の機体なので操作がやや難しく、揺れが激しい場面もあります。受付の方が言うには、乗り物に酔いやすいお子さんは避けた方がいい、とのことです。
わが家は長男しか搭乗できなかったので機体の外から見学していましたが、外から見ているだけでも大きく機体が傾いていて、迫力満点でした。
全身で体感できる展示がいっぱいの二階へ
二階の展示は身近な化学ゾーンと遊びの世界ゾーン。
サイエンスショーも二階で開催されていますよ!
身近な化学ゾーンでは、光や音などの身近な化学を体感できます。
真っ暗な迷路の中を進んでいく暗闇体験の展示や、ななめの部屋などを始め、二階にも全身で体感できる展示が盛りだくさん!
不思議の国のアリスをイメージした展示が並んでいるコーナーでは、力と運動について遊びながら学べます。
画像はハンドファイトという展示。
動く椅子に乗って手で押すことで、力が働く方向と反対にも同じ大きさの力が働く「作用反作用の法則」について遊びながら体感できます。
電気と磁気について学べるコーナーでは、ひと昔前の雑貨屋さんでよく見かけたこんなものも。
栃木県子ども総合科学館をお得に楽しむ方法とは?
栃木県子ども総合科学館をお得に楽しむ方法は、第3日曜日に遊びに行くことです!
なんと、毎月第3日曜日の「家庭の日」は、施設内の子ども料金が無料になります!
入場料だけではなく、プラネタリウムや貸し自転車、ミニ機関車の乗車料金まで無料になるというありがたい制度(大人料金は通常通り)。
普段の料金もお財布に優しいので、お得に楽しめて勉強にもなるおすすめスポットです。
「家庭の日」とは、1955年(昭和30年)に鹿児島県で誕生し、栃木県では1966年(昭和41年)から始まりました。家庭の大切さを見直すことや家族とのふれあいを深めるために、県内の各施設や企業が「家庭の日」の普及に取り組んでいます。
まとめ
朝から閉館時間まで存分に楽しんでも1日では遊びきれない大満足の栃木県子ども総合科学館。
遊びをとおして体験しながら学ぶことができるため、小学生の長男は、理科の授業で「これ知ってる!」と思うことが多いのだそう。
もちろんまだまだ小さな長女も、非日常を楽しめる施設として存分に楽しむことができました!
お出かけしやすい季節になったら、自転車やミニ機関車、遊具で遊ぶだけでもじゅうぶん楽しむことができます。
第三日曜日の家庭の日には子ども料金が無料となりお得に楽しめるため、ぜひお子さんと遊びながら科学について学んでみてくださいね!
※掲載している情報は、2023年7月現在の情報です。
ご利用の際は、公式サイトのご確認をお願いいたします。
※2024年2月、改修工事について追記しました。
※2024年3月、利用料金について編集しました。