本記事は、こんな方におすすめです。
子どもを預けられなくて面接すら行けない
小学生がいるけれど、学童に入れない
介護やご主人の転勤など、家族の都合に合わせて働きたい
主婦が働こうと思っても、さまざまな理由で働くことが難しかったりしますよね。
2度の産休育休を取得し、退職後に第三子である長女を出産してから、働き方について本当に悩みました。
現在はフリーランスとして働いていますが、メリットはもちろん、実際に自分が体験したからこそデメリットも感じています。
今回は、3人の子どもを育てながらフリーランスになった私の体験談と、主婦さんがブログを始めた方がいい理由をご紹介します。
主婦がフリーランスになるメリットは？
フリーランスとは、個人でお仕事を獲得して働く働き方のことです。
特定の企業や団体に所属せず、業務委託契約などによりお仕事を受注して働いています。
つまり、自分自身が商材であり、経営者でもあります。
会社員やパートと違い、定年退職がなく、働く時間や場所にも制限がありません。
いつでもどこでも、好きな時間に好きな場所で自由に働くことができます。
ご家族との時間や転勤などに合わせることができるため、主婦の方にこそおすすめしたい働き方のひとつです。
ここでは実際に、フリーランスとして働いてる私が感じているメリットを5つご紹介します。
在宅で働ける
在宅で働くことで、メイクや身だしなみを整えて、子どもを保育園に送り、満員電車や自家用車で通勤……ということから解放されます。
とくに私は自宅から1時間以上かけて車で通勤していたので、通勤時間がなくなったことがとても大きなメリット。
自宅にいればお仕事の合間に掃除などの家事ができますし、宅配物も受け取れます。
また、在宅で働くことで小さな子がいても自分の力で収入が得られるため、社会とのつながりを確保することができ、ワンオペで育児をしていた中で感じていた焦りや孤独感から解放されました。
育児だけではなく、転勤や介護、病気などといったさまざまな悩みを抱えながらでも働くことができるのは、在宅で働くことのメリットだと感じています。
子どもの都合に合わせられる
フリーランスは自分でスケジュールを管理するため、子どもの都合に合わせてお仕事を進められます。
わが家は子どもが3人いるため、予防接種や乳幼児健診、保育参観や学級懇談会など、予定が盛りだくさんになってしまう月があります。
週によっては、平日の日中をほとんど園や学校の関連の都合でスケジュールがびっしりになってしまうことも……。
体調不良で欠席にしてしまったとしても、収入が得られることもメリットと言えますね。
仕事量を調節できる
会社員やパートとは違い、自分で仕事量を調節することができます。
実際に私も長女を自宅保育している間は1日2時間程度しか時間を確保できませんでした。
しかし、現在は平日の昼間もお仕事をする時間が確保できているため、仕事量を少しずつ増やしています。
クライアントによっては月ごとに案件の数を調節できるため、子育て中などの家庭環境は業務契約時に伝えておくといいでしょう。
無駄な出費が減る
フリーランスになると、無駄な出費が減って節約になります。
私の場合、出勤時にかかる交通費、アパレル勤務だったため被服費やコスメ代などが大きく減りました。
ランチを外で食べていた方や購入していた方は、ランチ代や出勤時のコーヒー代なども節約できそうです。
自宅で作業しているため、通信費が節約になったことも大きなメリットです。
主に自宅のWi-Fiがあれば通信に困らないため、スマホの料金は格安SIMの最安プランで間に合っています。
経費なども自分で行うため、家計簿の帳簿付けのスキルも向上し、節約への意識が高まりました。
人間関係の悩みから解放される
同じ職場で毎日顔を合わせて働いていると、なにかとトラブルになることもありますよね。
どうしても相性が悪い方がいるときは、部署を異動することや退職というのも手ですが、なかなか踏み切れないことも多いと思います。
しかし、フリーランスは、関わる人物を自分で選んでお仕事することができます。
人間関係によるストレスを抱えずに仕事に集中できるのは、個人で働く者の特権かもしれません。
主婦がフリーランスになるデメリットは？
ここまで主婦がフリーランスとして働くメリットをご紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
「子どもを見ながら在宅ワーク」「カフェやホテルで楽しくおしゃれに働ける」というキャッチコピーとは反しているため、在宅ワークやフリーランスに夢を見ている方はご注意ください。
ここではあくまでも私個人が実際に感じているデメリットをご紹介します。
完全にオフになる時間はない
フリーランスには契約上の決まった勤務時間がありません。
好きなときに働けるということは、常に稼働時間であるということでもあります。
とくに納期が迫っているときなどは睡眠時間を削ることもありますし、休日という概念もありません。
また、クライアントやお客様からいつ連絡があるかわからないため、メールなどのチェックも必要です。
自分で仕事量を制限して「今日は絶対に何もしない」という日を決めない限り、休まる日がないのはデメリットかもしれません。
代わりにお願いできる人がいない
会社員やパートとして働いている場合、子どもの体調不良などがあれば引継ぎができますが、フリーランスの場合は基本的に自分で業務を完結させることが必須です。
クライアントによっては納期の調整などを相談することはできますが、一度引き受けた仕事を「やっぱりできません」と返すことは信用問題につながります。
最悪、同じクライアントからお仕事をいただくことができなくなるため、一度引き受けた仕事は最後まで責任を持って行うようにしましょう。
収入が安定しない
私が感じている最大のデメリットは、収入が安定しないことです。
自分でお仕事の量を調節できることはメリットですが、そもそも、お仕事を獲得できなくては収入になりません。
とくにフリーランスになってすぐの場合はなかなか安定した収入になりませんし、安定したと思った矢先、クライアントからいきなり案件の終了を告げられることも珍しいことではありません。
収入が安定しないことがストレスになる方は、フリーランスとしてのお仕事のほかに、なにか収入の柱になるものを探すことをおすすめします。
フリーランスになったらブログを運用した方がいい理由
近年「ライターのポートフォリオはnoteで十分」という意見も拝見しますが、クライアントが使用しているのはまだまだWordPressが主流です。
個人でWordPressブログを運用し、スキルを身につけておくことをおすすめします。
ここでは、Webライターや主婦に限らず、フリーランスとして働く方がブログを運用した方がいい理由をご紹介します。
ブログが収入源になる
ブログで広告を運用すれば、ブログそのものが収入源になります。
フリーランスは基本的には自分が働いた分しか収入になりませんが、ブログは過去に書いた記事が自動的に働き続けてくれているといってもいいでしょう。
子どもの体調不良などでクライアントワークが思うように進まない期間でも、ブログが自分の代わりに働き続けてくれるので安心感があります。
フリーランスの収入は不安定なので、収入の柱を何本か立てておくことが重要です。
万が一思うように働けなくなってしまったときのためにも、ブログを運用しておくことをおすすめします。
主婦の方は一般的なフリーランスよりも使える時間に限りがあると思いますので、自分の代わりに自動的に働いてくれるブログは最強のビジネスパートナーになるでしょう。
ポートフォリオや営業ツールになる
フリーランスとして働くためには、クライアントにスキルや実績など自分がなにをどのくらいできるのか目に見える形で提出する必要があります。
クラウドソーシングサイトなどで受けた案件が実績として公開できたらいいのですが、クライアントから実績として公開することを断られてしまうことも珍しくありません。
また、ブログそのものが営業ツールになるため、ブログからお仕事を獲得できることもあります。
ブログから獲得したお仕事は直接契約になるため、クラウドソーシングサイトなどの手数料を差し引かれることはありません。
ブログ運用にまつわるスキルが身につく
ブログを運用することで、あらゆるスキルが身につきます。
具体的に得られるスキルは、以下の8つです。
- ライティング
- SEO
- デザイン
- Webマーケティング
- 情報収集
- 情報発信
- データ分析
- HTML/CSS
これらのスキルはこれからの時代にとって需要があるものばかりです。
現在の本業がなくなってしまったとしても、ほかのお仕事に共通して活用して新たなお仕事を獲得することができます。
とくに今後Webライターとして働きたいと考えている方は、ご自身のブログを運用してみることをおすすめします。
ブログで使用するスキルとWebライターで使用するスキルは共通しているため、ライティングやSEOの練習としてブログを運用するのもいいかもしれません。
まとめ
ご自身の体調や家族の都合に合わせて働くフリーランスは、主婦にこそおすすめしたい働き方です。
「子どもを保育園に預けられないから、面接にも行けない……」と悩んでいる方はとくにおすすめ！
いきなりお仕事を受注することが不安な方は、ブログの運用で練習してみませんか？
ブログを運用することによってライティングスキルやマーケティングスキルはもちろん、画像編集やサイト制作のスキルを身につけることもできます。 
フリーランスになりたい主婦の方は、ブログの運用から始めてみることをおすすめします。