心も体もあたたまるお風呂。
しかし、お風呂に入ってしまえば気持ちが良いのは分かっていても、入るまでが面倒だったりしませんか?
わが家の3人の子どもたちも、お風呂に入るまでの時間で毎晩ひと悶着しています。
一度入ってしまえば今度はなかなか上がってくれないのですが……。
気を引くためのアイテムのひとつ、お風呂のおもちゃ。
しかし、気がついたらヌメヌメになってしまったり、カビが生えたりしてしまうことも。
わが家も何度もお風呂のおもちゃを購入しましたが、掃除が面倒になってしまったため、お風呂のおもちゃはいらないという結論に。
その代わり、使い捨て出来るもので楽しむことにしました。
今回は、家にあるものでお風呂時間を楽しむ方法をご紹介します。
本記事は、こんな方におすすめです。
お風呂のおもちゃのお手入れに悩んでいる
家にあるものを使ってお風呂のおもちゃを作りたい
お風呂のおもちゃが必要かどうか悩んでいる
お風呂におもちゃはいらない?
よっぽどお風呂が嫌いなお子さまでなければ、お風呂におもちゃはいらないというご家庭も少なくありません。
おもちゃがなくても、お風呂で遊ぶ方法はたくさんあります。
たとえば、タオルでクラゲを作って遊んだり、桶を浴槽に沈めて空気の泡を作ったり、両手を組んでクジラのようにお湯が吹き出す水鉄砲をしてみたり……。
水を使った体験は知育にもなり、おもちゃを使わないことで、お子さま自身が遊び方を考えるようになるため、発想力や手指などの発達を促す効果も期待できます。
わが家はお風呂のおもちゃの掃除や手入れが面倒だったので手放しましたが、お風呂のおもちゃを撤去してからは、浴槽に浸かっている間の親子のスキンシップが増えました。
家にあるものでお風呂時間を楽しむ方法
高価な割にすぐに壊れてしまったり、掃除や手入れをさぼってしまうとすぐにカビてしまうお風呂のおもちゃ。
衛生的にも経済的にも「お風呂のおもちゃ、いらないのでは?」と思ったわが家ですが、すべて撤去してしまうと、子どもたちからは不満の声が上がりました。
衛生面、経済面でもクリアするために思いついたのが「家にあるもので手作りしたお風呂のおもちゃ」です。
ここでは、わが家が実際に制作して子どもたちから好評だったお風呂のおもちゃをご紹介します。
さまざまな素材で作れるお風呂シール
クリアファイルや牛乳パック、食品用白トレーなどに油性ペンでイラストを描き、切り取ってお風呂の壁に貼り付けて遊びます。
おすすめはクリアファイル!
見本にしたいイラストをなぞるだけでお子さまの好きなキャラクターのお風呂シールが作れるため、絵心に自信のない方でも、それなりのクオリティになります。
壁に貼るだけでは楽しめなくなってきてしまったお子さまには、キャラクターの目・鼻・口のパーツを作って自由に組み合わせる「お風呂福笑い」がおすすめです。
特徴的なキャラクターが多い作品だと大変盛り上がるので、さまざまな組み合わせを楽しむことができます。
ぜひご自宅にある素材で作ってみてくださいね。
ペットボトルはアレンジ無限!
ペットボトルはそのままでも楽しく遊ぶことができますが、穴を開けてシャワーにしたり、水鉄砲を作るなど、工夫次第でさらに子どもが喜ぶ手作りおもちゃを作ることができます。
その中でも今回は、子どもが大好きな「泡」をたくさん作れるおもちゃの作り方をご紹介します。
制作時間は5分もあれば簡単にできてしまうので、ぜひ試してみてください。
・ビニールテープ
・ネット(排水溝ネットなど)かハンドタオル
・輪ゴム
作り方
1.ペットボトルの底部分をカットする。
※必ず大人が行うようにしてください。
手を切らないように注意してくださいね。
2.カットした部分をけが防止のためビニールテープで巻き、ネットやハンドタオルをかぶせて輪ゴムでとめる。
ネットは排水溝ネットや古い洗濯ネットなどがおすすめです。
わが家は今回、古くなったフェイスタオルを切って使いました。
3.洗面器などにボディソープや石鹸を溶かしたお湯を作り、ネットやタオルに染み込ませる。
個人的な感想ですが、ボディソープの方が泡立ちが良かったです。
飲み口から息を吹き込むと……
もこもこの泡がたくさん出てきます!
洗面器に泡をためて遊んだり、体を泡だらけにして遊んだりと、わが家の子どもたちは、それぞれの発想で自由に遊んでいます。
見た目は市販のおもちゃにはかないませんが、自分で工夫して作る工程も楽しめるので、わが家には合っていました。
ご自宅にある材料で簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
※吸い込まないように注意して遊んでください。
※小さなお子さまはうまく泡を作れないこともあるため、おうちの方が泡を作ってあげてもいいかもしれません。
牛乳パックで作った乗り物を浮かべて
長男が牛乳パックを使って電車や船、車などの乗り物を作ることが大好きなので、お風呂に浮かべて遊ばせてあげました。
色付けには油性ペンを使用しましょう。
わが家では、ストローで息を吹き付けてきょうだいで競争するなど、子どもたちで工夫しながら遊んでいます。
休日の夕方など、少し時間を持て余してしまったときに工作が終わったらお風呂、という流れを作ると、スムーズにお風呂に入ってくれるのでおすすめです。
100均材料でお風呂時間を楽しむ方法
100均でも水遊びグッズやお風呂のおもちゃは売っていますが、今回ご紹介するのはお風呂以外でも使える100均アイテムを使用した遊びです。
普段の工作や遊びでも使うものなので、お風呂以外でも使用することができるため、高コスパ◎!
小さいお子さまと一緒に使う際は誤飲に十分注意してください。
カラーセロファン
半透明で色が付いたカラーセロファンは、水面に浮かべたり、壁に貼り付けたりとさまざまな遊び方ができます。
プリンなどの空き容器に入れてジュース屋さんごっこをしても◎
重ねることで混色なども学べるため、知育にも良さそうな気がしています。
水風船
水風船を作ってそのままお風呂で遊んでも楽しめますが、おすすめは水風船を凍らせること!
そのまま溶かしても楽しめますし、風船の部分を剥がして大きな丸い氷としても楽しむことができます。
水を入れる前に小さなフィギュアを入れれば、大きな氷の中からフィギュアを取り出そうと真剣になって遊んでくれます(小さなお子さまの場合、誤飲に注意してください)。
プカプカ浮かぶ水風船を桶などですくってお祭り気分を楽しむのも良さそうです!
まとめ
本音を言えばお風呂のおもちゃはすべて撤去したいのですが、どうしても必要なら、わが家の場合は手作りのもので十分だと感じました。
手作りのおもちゃは自分が好きなように作れますし、ご自宅にある不要なもので作れば節約にもなります。
汚れたり飽きてしまったりしたら捨てればいいので「せっかく高いおもちゃを買ったのに……」と後悔することがなくなりました。
なにより、カビやヌメりが出来たら気兼ねなく捨てられるため、お風呂のおもちゃの掃除やカビ取りという家事を減らすことができます。
子どもと一緒に入浴できる期間は、意外とあっという間に過ぎてしまいます。
わが家の長男は現在小学3年生なので、もう一緒に入ることはほとんどありません。
みなさまの楽しい親子のお風呂時間に、本記事が参考になりましたら幸いです。