なにかと忙しい朝の時間。
子どもには朝ごはんをしっかり食べてほしいけれど、何を食べさせたらいいのか毎朝悩みますよね。
そんなときは、曜日別などで献立を固定化するのがおすすめです。
月曜日はパン、火曜日はおにぎりなど、簡単なルールを作っておくだけでも、朝ごはんの準備にかかる時間を節約できます。
今回は、子どもの朝ごはんを固定化するコツと、献立アイデアを10個ご紹介します。
子どもの朝ごはんを固定化するコツは?
子どもの朝ごはんメニューを固定化することで、忙しい朝に献立を考える時間をなくすことができます。
毎日同じでもかまいませんが、曜日別などで複数の献立を組み合わせると、飽きずに続けられるかもしれません。
ここでは、子どもの朝ごはんメニューを固定化するコツを3つご紹介します。
作り置きを活用する
特に副菜を作り置きしておくことで、忙しい朝でもおかずをプラスすることが可能です。
ゆで卵や茹でたブロッコリーなど、食材を茹でておくだけでも時短になるのでおすすめです。
すぐに食べられる食材を常備する
納豆やもずく酢、缶詰や魚肉ソーセージなど、すぐに食べられる食材を常備しておくといいでしょう。
朝ごはんだけではなく、夕食時の「もう一品ほしい」ときにも大活躍します。
また、すぐに食べられる食材を固定化メニューに組み込んでおくことで、手軽に栄養素をプラスすることもできます。
洗い物を少なくする
忙しい朝は、食器を片付けている時間すら惜しいものです。
そんなときは、「朝ごはんはワンプレート」と決めてしまいましょう。
洗い物を少なくすることができ、片付けにかかる時間を短縮できます。
ひとつのお皿に盛り付けることで見た目も華やかになるので、朝ごはんが少し楽しみになるかもしれません。
子どもの朝ごはんはご飯だけ、パンだけじゃダメ?
朝ごはんをご飯やパンだけで済ませているご家庭も少なくありません。
しかし、朝ごはんはご飯だけ、パンだけでは十分なエネルギー補給にはなりません。
脳のエネルギーになるブドウ糖はご飯やパンに含まれている炭水化物から補給することができます。
しかし、ブドウ糖だけでは、体の中でうまく働くことができません。
ブドウ糖が体の中で効率的に働くためには、ほかの栄養素も一緒に補給することが必要です。
子どもの朝ごはんにはご飯やパンだけではなく、肉や魚、卵や大豆製品のほか、野菜や乳製品も一緒に食べさせることが理想的だといわれています。
作り置きやそのまま食卓に出せる食材を活用して、無理のない範囲で栄養素をプラスしていきましょう。
子どもの朝ごはん固定化におすすめの献立アイデア10選
子どもの朝ごはんにはご飯やパン以外にも食べさせたほうがいい、といっても、具体的にどんな献立がいいのかお悩みの方へ。
わが家が実際に固定化しているメニューの一部をご紹介します。
各ご家庭の好みやライフスタイルに合わせて組み合わせてみてください。
和食5選
「朝ごはんはご飯派」な私と「朝ごはんはしっかり食べたい」次男が好きな献立です。
今回は、なるべく簡単に済ませられる食材を中心に選んでみました。
朝はしっかりご飯や和食が食べたい方のご参考になると嬉しいです。
ごはん+納豆+味噌汁
わが家の定番、納豆ご飯定食。
味噌汁は前日の夕食時に多めに作っておくこともありますし、インスタントや味噌玉をお湯で溶かすだけの日もあります。
納豆にしらすや青のり、卵をトッピングすることも。
もし作り置きの副菜があればプラスしてみてくださいね。
ごはん+卵焼き+もずく酢
卵焼きにチーズやほうれん草、のりなどを入れることも。
「朝から卵焼きなんて焼いていられない!」という日は、ハムエッグを電子レンジで調理してしまうこともあります。
もずく酢やめかぶは冷蔵庫から出すだけですぐに食べられるので、お子さまが苦手でなければ常備しておくと便利です。
おにぎり+ゆで卵+味噌汁
わが家の冷凍庫には自家製の冷凍おにぎりがたくさんあるので、子どもたちがそれぞれ好きなものを解凍して食べています。
焼きおにぎりや炊き込みご飯、わかめご飯など、冷凍おにぎりをストックしておくと、お弁当やおやつにも活用できます。
ゆで卵は茹でてそのままのときもあれば、めんつゆなどに漬けていることも。
ごはん+魚の缶詰+味噌汁
わが家は防災用に魚の缶詰をストックしているので、定期的に食べるようにしています。
みそ煮やかば焼きなどはそのまま、ツナ缶や鯖缶はマヨネーズであえたり、チーズを乗せてトースターで焼いたりしてから食卓へ。
缶詰の代わりにサケフレークやしらすを食べることもあります。
うどん・そば・にゅうめんなど
麺類大好きな次男がとくに喜ぶのは、麺の朝ごはん。
冷凍うどんや茹で麺を買っておけば、めんつゆにネギや油揚げ、卵などを入れて煮るだけなので、わが家では冬の朝ごはんによく登場します。
夏の間に食べきれなかったそうめんを入れてもいいですし、お正月に食べきれなかったお餅を入れても。
洋食5選
「朝はパンがいい」「朝は甘いものを食べてご機嫌に過ごしたい」という長男が好きなのが、洋食の献立。
わが家はチーズやヨーグルト、フルーツなどをプラスして栄養素を補うようにしています。
洋食とも相性が良い卵料理もおすすめです。
パン+ハムエッグ+フルーツや野菜
とにかく手軽に済ませたいときによく登場する献立です。
パンをトースターで焼いている間に、電子レンジでハムエッグを作ります。
フルーツはバナナや冷凍のブルーベリーなどが手軽で安価なのでおすすめです。
トースト+ヨーグルト+フルーツや野菜
わが家の子どもたちはチーズトーストやピザトーストが好きなので、こちらも頻繁に登場する献立です。
ピザトーストは焼くだけの状態にして冷凍しておくと、朝の時間を短縮できます。
ヨーグルトにフルーツを入れれば、食べるのが遅いお子さんでも少ないメニューで栄養がプラスできるのでおすすめです。
フレンチトースト+スープ
少々手間はかかりますが、フレンチトーストもおすすめしたいメニューです。
甘くて美味しいだけではなく、卵と牛乳が入っているため、子どもの朝ごはんに摂りたい栄養がプラスできます。
野菜が不足してしまうため、スープに野菜を入れるといいでしょう。
わが家は前日の夕食に野菜スープを多めに作っておき、翌朝食べるようにしています。
パンケーキ+ヨーグルト+フルーツや野菜
少し時間に余裕がある休日の朝には、パンケーキを焼くこともあります。
パンケーキにも卵と牛乳が入っているため、子どもの朝ごはんにぴったりです。
野菜が不足しているな、と感じている週はほうれん草やにんじんをペースト状にしてパンケーキに混ぜることもあります。
もしお時間に余裕があれば、蒸しパンやパウンドケーキなどもおすすめです。
ホットケーキミックスを使用すれば手軽に作れますが、特別感のある朝食になります。
シリアル+魚肉ソーセージやベーコン+野菜
とにかく手軽に朝ごはんを済ませたいときに大活躍するのがシリアルです。
わが家は最近あまり購入していませんが、以前はチョコレート味のものをよく購入していました。
魚肉ソーセージはそのまま食べられるため、常備しておくと重宝します。
まとめ
なにかと忙しい朝ですが、子どもの朝ごはんはしっかり食べさせたいと考えている方も少なくありません。
そんなときは、曜日別などで献立を固定化してみましょう。
わが家は1週間に一度のまとめ買いをしているため、夕食や朝食のメニューをあらかじめ考えて買い物に行っています。
先に献立を考えておくことで、ある程度栄養が摂れる朝ごはんを限られた時間で効率的に準備することができます。
各ご家庭の好みやライフスタイルに合わせて、オリジナルの固定化メニューを作ってみてくださいね。