カブトムシやクワガタを捕まえる方法として、バナナトラップという方法があります。
具体的には、焼酎を含んだバナナを発酵させたときの匂いに寄ってきたカブトムシを捕まえるという方法です。
焼酎とひとことで言っても、種類や度数にさまざまなものがあります。
また、初めてバナナトラップを作る方は、どのくらいの時間発酵させたらいいのかも気になりますよね。
普段からご自宅に焼酎がない場合は、日本酒や料理酒などのほかのお酒で代用できるかも気になるところ。
そこで今回は、バナナトラップに使う焼酎の度数はどのくらいがいいのか、発酵時間や日本酒・料理酒で代用できるかもご紹介してまいります!
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バナナトラップに使う焼酎の度数は?
バナナトラップに使う焼酎の度数は、何度でも問題ありません。
しかし、カブトムシやクワガタは、アルコールのツンとした匂いが大好きな生き物。
度数は高ければ高いほど虫が集まりやすいと言われています。
まずはご自宅にある焼酎で作ってみて、いろいろ試してみてもいいかもしれませんね。
バナナトラップに使う焼酎の種類
焼酎には度数以外にもいろいろな種類がありますが、バナナトラップにはどんな焼酎を使用すればいいのでしょうか?
結論、芋や麦、米など、焼酎の種類はなんでもいいそうです。
いろんな種類のトラップを作って、どれが一番効果があったのかを調べてみても面白そうですね!
小さなサイズの飲み比べセットなどにはさまざまな種類の焼酎が入っているので、自由研究の題材として考えている方はぜひ検討してみてください。
バナナトラップに必要なもの
バナナトラップには焼酎以外にも必要なものがあります。
バナナトラップに必要なものは、以下の通りです。
- バナナ……1本
- 焼酎……50ml
- ドライイースト……小さじ1
- 砂糖……大さじ1
- お酢……20ml
- 大きめのジップ付き袋
バナナはどんなものでも大丈夫です。
黒くなってしまったものや、冷凍していたものでもバナナトラップを作ることができます。
砂糖とドライイーストは、カブトムシが大好きな発酵臭を出すために使用します。
どちらも発酵を早めるために入れる物なので、バナナがよく熟れている場合や、醗酵の時間をしっかり取れる場合には入れなくても大丈夫です。
焼酎に関しては、お子さまや未成年の方で購入が難しい場合には発酵を長くさせればなくてもいいです。
発酵時間を長くとれない方は、ヤクルトやカルピスなどでも代用できるので試してみてくださいね。
しかし、カブトムシはお酒のツンとした匂いが大好きなので、できたら入れることをおすすめします。
お酢も家にあったら入れておきましょう。
酢酸の匂いに集まってくるため、お酢を入れることで強烈な匂いを作ることができます。
バナナトラップの作り方
バナナトラップの作り方は、以下の3つのステップでつくることができます。
- バナナを1cmくらいに小さく切る
- すべての材料を袋に入れる
- 温かいところに放置する
バナナは皮ごと切ってしまって大丈夫です。
すべての材料を袋にいれ、しっかりと口を閉じましょう。
最後に温かいところに放置すれば完成です。
具体的には、30度から40度くらいの場所が最適です。
夏の昼間のうちに日当たりの良い場所に置いておきましょう。
ほかにもたくさんの作り方があるので、いろいろな作り方で比べてみてくださいね!
バナナトラップの発酵時間は?
こまかくしたバナナを材料を袋に入れて、日当たりの良い場所に放置すればバナナトラップは完成です。
しかし、初めて作る方はどのくらい放置しておけばいいのかわかりませんよね。
以下の期間を参考にしてみてください。
発酵が始まったら袋がふくらんできます。
爆発してしまう恐れがあるので、必要に応じてガス抜きをするようにしましょう。
また、玄関などに置いておく場合は、段ボールやビニールシートなどを敷いておくことをおすすめします。
バナナトラップの放置時間
バナナトラップができたら、カブトムシやクワガタが集まりそうな木に設置しましょう。
木に直接塗る方もいますが、日中にハチが集まってしまう可能性があるため、ストッキングや排水溝ネットにバナナトラップを入れて木に吊るす方法がおすすめです。
また、飲み口の部分をカットしたペットボトルに紐を通して木に吊るす方法もあります。
お手元にあるもので工夫してみてください。
では、何時ころに設置して、どのくらい放置しておいた方がいいのかという点についてですが、夕方から翌日の早朝まで仕掛けておくといいと思います。
カブトムシやクワガタが集まりやすいと言われている時間帯20時から22時ころなので、空が暗くなる夕方には設置しておきましょう。
また、トラップを設置した後は必ず回収することを忘れずに行ってください。
ハチなどの虫も集まりやすいため、できたら空が暗い内に回収してしまうことをおすすめします。
回収はかならず行ってください!
バナナトラップに使う焼酎は日本酒・料理酒で代用できる?
発酵したときのツンとした匂いにひきよせられるため、焼酎以外のお酒でもバナナトラップを作れます。
そのため、もちろん日本酒や料理酒でも代用できます。
料理酒は飲めないのでアルコール度数があまり高くないイメージをお持ちの方も多いですよね。
しかし、実は料理酒のアルコール度数は10%~15%ほどもあります。
焼酎よりはアルコール度数が低いですが、料理酒でもとくに問題なく虫がとれたという方もいらっしゃいます。
ここでは、日本酒や料理酒以外にも、バナナトラップに入れる焼酎の代わりになるものをご紹介してまいります。
バナナトラップに入れる焼酎の代用になるもの
バナナトラップには焼酎以外にも、日本酒や料理酒でも代用が可能です。
しかし、ご自宅にない場合もありますよね。
そこで、バナナトラップに入れる焼酎の代わりになるものは以下の通りです。
- ワイン
- ウイスキー
- ビール
- ウォッカ
- ヤクルト
- カルピス
- パイナップルジュース
特に赤ワインがよかったと言う方もいらっしゃいますので、ぜひお手元にあるもので試してみてくださいね!
捕まえたカブトムシを飼育するケースはもう用意しましたか?
せっかく捕まえても、どんなものを用意したらいいかわからない方は、全部セットになっているものがあったら助かりますよね。
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これからカブトムシやクワガタを捕まえて買いたいと思っている方はぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
バナナトラップに使う焼酎の度数や種類、発酵時間などについてお届けしました!
バナナトラップに使う焼酎の度数は何度でもかまいませんが、アルコール度数が高いほうが虫が集まりやすいそうです。
焼酎の種類もなんでもいいとのことなので、おうちの方が普段飲んでいるものを少し分けてもらえば大丈夫そうですね!
発酵時間は、入れるものによって異なりますが、最短でも半日、最長でも5日くらいあればよさそうです。
また、日本酒や料理酒で代用できるのかについても調査してまいりましたが、意外となんでも代用できることがわかりました。
日本酒や料理酒以外にも、ワインやウイスキーなどでも作れるため、いろいろな種類を作ってどれが一番集まるのかを調べてみても面白そうです!
夏休みの自由研究にもおすすめなので、ぜひいろいろな種類を作ってみてくださいね!