毎日の生活で欠かせない食事。
どうせならもっとラクに楽しくしたいですよね。
そこで私は、1週間分の献立をルーティン化して、毎日献立を考えることをやめました!
今回は、1週間分の献立をルーティン化するメリットと献立の決め方・具体例を紹介します!
毎日冷蔵庫の前でスマホを片手に悩む時間から解放されたい方、ぜひご覧ください!
1週間献立ルーティン化3つのメリット
毎日献立を考えるのが苦手で、毎日冷蔵庫の前でスマホを片手に悩んでいる方は、献立のルーティン化を検討することをおすすめします。
私が考える1週間献立ルーティン化のメリットは大きく分けて以下の3つです。
- 冷蔵庫のミニマル化が実現
- 献立作成・調理時間を時短
- まとめ買い・作り置きで食費節約
ひとつずつご紹介します。
冷蔵庫のミニマル化が実現
1週間の献立をルーティン化することで、珍しい調味料や使い切れない食材を買うことがなくなるため、ミニマリストの方にこそおすすめです。
決まった調味料や食材を使いまわすことで在庫の管理がしやすくなり、掃除もラクになります。
冷蔵庫の中をスッキリ保つと、冷気が効率よく回ることや冷蔵庫の扉を開けている時間が短くなるなど、電気代の節約にもつながります。
献立作成・調理時間を時短
あらかじめ献立を立てて買い物をしておけば、あとは作って食べるだけ。
毎日冷蔵庫の前でスマホとにらめっこしながら「今夜はなにを作ろう……」と頭を抱えることがなくなりますよ(私だけ?)。
ある程度決まったレシピを使いまわしていると、料理のたびにレシピサイトを開かなくてもよくなるので、調理時間も短くなります。
1週間で献立のルーティン化が決まっていれば、旬の食材やスーパーで安売りでしている食材に合わせて献立を組み立てていくだけ。
はじめのうちは「1週間分も献立を考えるのは大変」と思うかもしれませんが、何度か繰り返していくうちにご自宅に合ったルーティンができるはず。
継続していくうちに献立作りの時間も短くなっていきます。
まとめ買い・作り置きで食費節約
わが家は定番の食材(牛乳や玉ねぎ、食パンなど)はコープで定期購入し、残りの食材は1週間に一度まとめ買いをしています。
買い物から帰宅したらすぐに下味冷凍や副菜の作り置き、野菜はカットしておくなど、家事貯金までセットで行うことで、日々の夕食作りの手間を少なくしています。
できるだけ夕食作りの時間や手間を省くことで「今日は疲れたからなにか買ってしまおうか」という無駄な外食の削減が可能です。
外食するなら特別な日に思い切り好きなものを食べたいと考えているため、トータルで考えると食費の節約につながっています。
いきなりですが皆さん、家事はお好きですか? できることならやりたくないという方が多いのではないでしょうか。かくいう私も「誰もやらないなら私がやるしかない」と、仕方なくやっていました。 家事代行サービスや便利家電な[…]
1週間献立ルーティン化!献立の決め方
ここでは、毎日の献立を決める手間を断捨離したい私が実際に実践している、献立の決め方をご紹介します。
初めは大変ですが、決めてしまえばあとがラクなのでぜひ試してみてください。
「献立をルーティン化したら飽きないか心配」という方にも応用が利くような内容になっていますので、献立作りの参考にしていただけたら嬉しいです。
曜日別のパターンを把握する
各ご家庭で子どもたちの習い事やお仕事がお休みの日など、夕食作りにあてられる時間や体力のパターンがあるかと思います。
わが家の場合、週の中盤に子どもたちの習い事の送迎があるため、丼ものや簡単調理の日と割り切って考えた献立に。
逆に、土曜日や金曜日は家族の希望を取り入れるなど、メリハリをつけた献立を立て、家族がマンネリしない献立になるように工夫しました。
肉と魚、調理方法などをルーティン化する
ざっくりしたルールを決めておくと、献立を考えることがラクになります。
たとえば、週に2回は魚の日を取り入れることや「この曜日は比較的体力があるだろうから揚げ物をがんばっちゃおうかな」といった感じで組み込んでいくといいでしょう。
もちろん、結果的にがんばれないことも多々あるので、そのときは同じ食材で簡単な調理方法に変更します。
旬の食材を積極的に取り入れる
旬の食材は、特別な調理をしなくてもシンプルに美味しく食べられます。
そして、旬の食材は比較的お安く購入できるうえ、栄養素も豊富に含んでいるなど、嬉しいことが盛りだくさんです。
塩をかけて焼くだけでごちそうになったり、洗ってちぎるだけでも食べられたりする旬の食材を積極的に取り入れましょう。
わが家の場合は家庭菜園をしているため、食べざるを得ないという背景も。
家族の希望も聞いておく
先ほども軽く触れましたが、ご家族で暮らしている場合は、家族の希望も聞いておくことが重要です。
献立がマンネリ化してくると不満も出てくると思いますし、自分ひとりだけで献立を考える手間を省くこともできます。
わが家はあらかじめ希望を聞いて献立表を貼りだしておくことで、「今日のお夕飯はなにかな?」と子どもたちも夫も楽しそうに見ています。
1週間献立ルーティン化!献立の具体例を紹介
ここからは、実際にわが家が取り入れている献立の具体例をご紹介します。
冷蔵庫や家庭菜園で採れた食材の状況によって変わることもありますが、ざっくりとしたルーティンをつくることで、献立を作るのがラクになりました。
基本的には大人と子どもたちは同じものを食べますが、上の子どもの習い事の都合などで、3歳の長女は冷凍の幼児用食品や納豆などのすぐに食べられるもので対応することもあります。
【月曜日】魚の日
月曜日は焼くだけ・煮るだけで完結する魚をメインにした献立です。
副菜は季節によって異なりますが、汁物を具だくさんにして豚汁などにすることを意識しています。
夫と長男が魚だけではボリュームが足りないため、さらに納豆や卵焼きといった簡単にタンパク質がとれるものも追加することも。
【火曜日】ご飯や麺がメインの日
火曜日は子どもの習い事があることやまとめ買いの食材がなくなりそうになる日でもあるので、ご飯や麺をメインにした簡単な献立にしています。
カレーやオムライス、パスタやラーメンなどのほか、寒い時期はシチューやグラタンもよく登場します。
サラダにツナやゆで卵を追加してタンパク質がとれるようにすることもあったりなかったり……。
【水曜日】簡単調理の日
水曜日は体力も限界で習い事もあるため、とにかく簡単に調理できるものを。
前日のカレーをリメイクすることもありますし、おにぎりと味噌汁と冷凍の唐揚げや焼くだけの餃子!といった潔い食卓になることもあります。
ひき肉を購入した週はそぼろや肉みそを冷凍しておいて、二色丼やビビンバなど丼ものがよく登場する日でもあります。
【木曜日】作り置きの味見・魚の日
木曜日は買い出しの日なので、お刺身や傷みやすい魚などをメインに献立を立てます。
作り置きをする日でもあるため、作り置きしたおかずの味見を兼ねて少しずつ盛ってワンプレートにすることも。
子どもたちは気になるおかずを好きなだけプレートに盛っていくため「バイキングの日」と呼んでいます。
【金曜日】揚げ物の日
土曜日に家族の希望で揚げ物がなければ、金曜日に揚げ物をしています。
からあげやカツなどが多いですが、前日の段階で下味や揚げるだけの状態にしておくことがポイントです。
どうしてもがんばれない日は別の日と入れ替えて作ることも。
「揚げるだけ簡単」って最初に言い始めた方って誰なんでしょうね。
【土曜日】家族の希望を取り入れる日
土曜日は家族の希望を取り入れて、好きなものを食べる日にしています。
わが家の場合はピザを焼いたり、たこ焼きやお好み焼きなどのホットプレートを使った食事をすることが多いです。
土曜日の夜におうち焼き肉をして、日曜日に床掃除をがんばることもあります。
【日曜日】炒め物やレンジ調理の日
基本的にうちの主人は日曜日も仕事なので、ワンオペで疲れた週末の夜は下味冷凍を焼くだけ、炒めるだけ、レンジにかけるだけといった家事貯金を崩すような予定にしています。
フライパンで焼くだけや混ぜてレンジにかけるだけ、など、子どもたちでも作れるメニューにしているため、率先してお手伝いをしてくれることも(あったりなかったり)。
わが家の子どもたち、とくに2歳児は料理のお手伝いが好きなようなので、土日は子どもたちと一緒に作れる献立を子どもと一緒に考えるようにしています。
まとめ
1週間分の献立ルーティン化と、メリットや献立の決め方・具体例を紹介させていただきました。
自分でも振り返ってみると簡単調理の日が多くて驚きましたが、無理をしないことがポイントだと感じています。
1週間分の献立をルーティン化して、作るものが決まっていれば、あとは体が動けばいいだけ。
思考力や判断力の節約にもなるメリットがあります。
頭がクリアな状態が続くことで、無意識に感じていたストレスを減らすことができます。
献立の決め方や具体例を参考にしていただきながら、毎日の食事の用意をラクにしていきましょう!